こんばんは、田代ちかひさです。
本日参加させていただいたのは、こちらのイベント。


県内から夢と志溢れる先生方が登壇し、各々オモローな授業を発表するプログラム。私は午前中、監督を務めている少年スポーツチームの練習へ行っていたため、午後からの参加となりました。
結論から申し上げますと……。
めちゃんこ面白かったです!
入場後、まずは名札シールを貼ります。まずこれがとても素敵なシステム。名前さえ分かれば、人は案外知らない相手とも楽しくお話できてしまいます。

各講演や幕間では「近くの人と○○について話してみてください!」と頻繁に他の参加者さんとコミュニケーションを促されるのですが、導線が非常にスムーズであるため、話が弾みます。

参加者は約200名ほど。現役の学校の先生方を中心に、教育・子育てに関心のあるオモローな大人たちが集まっていました。
個人的に最高だと思ったのは、この場にいる全員が子どもを好きで好きでたまらない点。「子持ち様」なんて言葉が飛び出るような世知辛い現代にあっても、こんなにも子どもたちを、未来を愛する大人が一堂に会するのは大変素晴らしいことだと思います。
写真の撮影は控えましたが、実はこの会場、キッズスペースがあるのです(上記写真左非常口の下あたり)。ステージにとても近いです。
先生方の講演中に子どもたちのはしゃぎ声や泣き声が(ほぼ常に)響き渡りますが、誰一人として不快そうな態度はとりません。むしろ会場のあちらこちらから暖かい笑い声が生まれます。
プロジェクターの前に立ち影遊びを始める子ども。集団でステージに上がり走り回る子ども。かつてこんなイベントがあったでしょうか。子ども大好き田代ちかひさ、感動に魂が震えます。
さて肝心の講演内容ですが、数名の登壇者がいて、100発100中全て有意義でオモローな発表でした。私もこれまで家庭教師や少年スポーツ指導で中々自由な指導をしてきたと自負しておりましたが、上には上がいました。一見窮屈そうな公立学校ですが、こんなにも自由なのかと感心しました。
同時に、以前から私にとって教育分野における理念である「良い教育は良い教育者を確保し育てることから」という考え方が、更に強固なものとなりました。
オモローな授業は、想像力と創造力がある「良い教育者」によって展開されます。創造には自由な時間が必要です。学校教員の負担を減らし創造性を育む時間を確保することが、今後オモローな先生方を増やすキーになると考えます。
関係者の皆さま、素晴らしいイベントをありがとうございました。